理学療法士makiの想うこと

中堅PT女子が、臨床のことや日常について綴ります。

訪問と通所について

こんばんは。PTのmakiです。

 

PT=physical therapist 理学療法士

 

デイサービスの機能訓練員という働き方、だいぶ慣れてきました。

私はもともとC医院に入ったのは、訪問リハが希望だったからです。

C医院のPTの仕事は、訪問と外来でした。私は、外来は経験があったのですすぐに任されました。しかし、訪問は未経験だったので、同行・見学しましたが、結局1人デビューすることなく通所に異動になってしまいました。

 

自分1人では行けなかったけど、同行してある程度見えた部分もあります。そこで、私が思う訪問と通所の比較について書いてみたいと思います。

 

まず、私、訪問やりたいと思ってたけど、結局通所になって、結果的にはよかったです。

 

以下、通所のメリットを書いていきます。

通所の方が、恵まれた環境で機能訓練ができます。

PTはやっぱり機能訓練好きですよね…私根っからのPTですので…

自宅でもできるけど、やっぱりリハ室ってやりやすい。

そして、丸一日利用者さんと一緒にいられて、時間的にゆったり働けます。

訪問は一対一でご自宅で、それもとてもいいとは思うけど、次の人が待ってたり、移動があって忙しなかったり、下手したら事故に遭うかもしれない。

月末はケアマネさんに請求業務があったり新規は契約をしたり、行った先で亡くなってたのを発見するとか、体調不良だったら訪看かケアマネに連絡したら、場合によっては救急車を呼ぶとか、1人で動く分、責任がありますね。

場所によっては、今は改訂で3ヶ月に一回のリハ会議をしてるところもあるかもしれません。

それもまた、大変。

 

 

通所はそういう心配がない。

一人一人とリハできる時間は短いけど、送迎の時の動きも見れる、送り出す家族の様子も見れる、ご飯もお風呂も見れる、トイレ介助もできる。お昼寝後の起き上がりも見れる。他者と交流する様子も見れる。

訪問の1時間では見れないことがたくさん見れます。

あと、ホームでない分、利用者さんがある程度気を遣って接してくれるので、その点でもやりやすいです。

 

そして、通所には生活相談員さんが必ずいます。制度のスペシャリストです。なので、契約や請求業務など、介護保険制度をはじめ色々な制度やその優先度を分かっていないとできない難しい手続きは、みんな相談員さんがやってくれるので、リハスタッフはリハビリテーション業務に集中できるし、もっと言えば介護保険をよく分かってなくても務まっちゃいます。

月末だからって、業務量になんの増加もなく定時にあがれます。

 

通所にきて1ヶ月半の私が感じたことでした。

 

逆に、デメリットもあります。

相談員さんに頼りまくれる面もあれば、なんでも相談員さんを通さなければなりません。

訪問リハだったら直でやり取りできた福祉用具さんやケアマネさんに、勝手には連絡できません。なんでも相談員さんを通して、です。

 

専門的なことを人を介して伝えるのは、難しいです。

その点が面倒に感じました。

 

また、「送迎業務」があり、これは正確に言えばリハの仕事ではないですが、「居宅訪問チェックシート」を作るためとか、お部屋の様子やレイアウト、段差昇降の様子を評価するため、という名目で送迎に駆り出されます。

しかし、実際のところ車椅子の人は2人介助で上がりおりするしかないし、

きちんと支度されてどーんと待たれてると、部屋に行く機会がないことも多々。

評価したくてもできなかったりします。

ただただ、人員要員として送迎に出ているようなもの。。。

が、正直なところです。

 

ま、でも、前回も書いたように、デイサービスでの機能訓練員は、ある程度介護業務を兼務するのは仕方ないです!

 

C医院で色々あったせいもあるけど、思ったより大変そうで…訪問やりたい気持ちは今はどこかに行ってしまいました…

 

通所楽しいしね^_^

 

性格的に、来てもらってもてなす。のが、好きなのかもしれません。

 

 

読んでくれてありがとうございました😊

 

maki☀️